水曜の休日に髪を切った。

　１年半前には、長さ的に今の倍くらいあった。

　それが関係しているかは分からないのだが、ここ１年ほどは髪を切った後に ある「儀式」を行なっている。

　この儀式をどれくらいの割合で他の人も行なっているのか知りたいとは思う。

　

　もしかしたら自分だけかもしれないし、もしかしたら半数くらいの人がやって いるかもしれない。

　

　その儀式とは

「頭に掃除機をかけること」

である。

　

　当初の目的はもちろん、切った髪が服についたり、部屋に落ちるのを防ぐため であった。

　実際に、掃除機をかけることの効果はかなり大きい。

　

　

　・・・

　しかし、次第にそれ自体が目的になってきた。

　なぜならそこには２つの快感があるのだ。

　

　一つは「冷感」。

　掃除機の先端部分をはずし、吸引力をマックスにして、頭皮にくっつける。

　するとどうだろう。

　今までに感じたことのない冷感が頭皮を襲う。

　おそらく普段は髪に覆われて熱を逃がしにくいため、他の部位よりも涼しく 感じるのだろう。

　

　もう一つは「引っ張られ感」。

　吸引力マックスで頭皮にくっつけるのだから、もちろんかなり吸い込まれる。

　しかし、これが思いのほか気持ちいい。

　エロ目になりながら、あらぬ方向を向いて逝ってしまいそうな勢いなのだ。

　「北斗の拳」の 「ジャギ」になった気分である。 分からない方、すみませぬm(_ _)m

ジャギ

　そして、「俺の名を言ってみろ！」と言いたくなる。

　

　と、まぁこんな感じなのだが、さすがにいくら気持ちいいとは言え、 髪も切っていないのにやることはさすがにない。

　

　本当は男女問わず、髪のそれほど長くない皆様にはお勧めしたいのだが、 なにゆえイレギュラーな行為のため、どんな事故が起こるか分からないので、 味わいたい方は自己責任でお願いします。

　よい子のみんなは真似しないでね♪

　

　もし結婚できたら膝枕してもらいながら、頭吸い込んでもらいたいな♥

　そんなこと言っていられるのも、髪に余裕がある内だけですよね。

　

　いつにも増して、己の変態ぶりを暴露してしまった…かも

　でも、あなたもやってますよね？

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　「朝」と「登校」で思い出したことがある。

　小学校〜高校時代は 「自分の寝ぐせ」が好きだった、気がする。 寝ぐせが好きというのも奇妙な話なのだが。

　女子には「ツタン、寝ぐせ！」とよくからかわれたりしたが、別に 構われたかった訳でもなく、青臭いアイデンディティ誇示という訳でもなく、 単純に恥ずかしがる理由が分からないから、直さずに登校していただけのこと である。今考えると親にも注意されなかった気がする。今も特に恥ずかしいとは 思わないが常識が身に付いたのだろう。

　昔の自分の寝ぐせは相当激しかったと思う。

　耳の上に臨時の分け目があることもしばしば。

　さすがに、両側が外ハネのエスパー魔美 の髪型は体現できなかったが、キャプテン翼のキャラクターとかドラえもんのスネ夫 のような髪型は日常茶飯事だった。

エスパー魔美

　てっぺんがハゲてもいないのにアルシンドと言われたこともあった（懐かしいですね）。

　何故、そんなに激しい寝ぐせになるのかというと、夜に髪を洗って乾かさずにそのまま寝ていたからだろう。

　

　

　そんな話はいいのだが、今思えば無意識に感じていただろうことがある。

　

　おそらく自分は寝ぐせのときの、

　軽い「髪、引っ張られ感」

　が好きなのだろう。

　三つ子の魂なのか。