ここに書くのも場違いなのだが、僕は「Laja（ラジャ）」というカレー屋が 札幌で一番美味しいと思っていた。

　（恐らく）閉店してしまったLajaのあとに開店したのが カレー魂 デストロイヤー。 この店に行ったのが2004年の10月なので、その前には 閉店してしまっているということ。

　どこかほんのり山口智子に似た女性が一人で切り盛りしていてカレーに限らず、 タイ風料理を扱っていた店で、スピーカーの大きさと位置から音にもこだわって いたと思われる。

　スープのグリーンカレーは悶絶するような辛さかつ旨さで、代謝がよくなる ためか汗と鼻水がよく出たので、いつも箱ティッシュ持参で行った。

　一人暮らしするならLajaの近くもいいかなと考えていた。実現していたなら 通いこんでいたことだろう。Lajaの上に住んでいる人が羨ましかった。 カレーの他のメニューも美味しかったので、色々な のを食べたいという気持ちと悶絶したいという気持ちとの葛藤。

　難点は駐車場が狭いのと東区から遠いのと一人でやっているので出てくるまでに 少し時間がかかるということだった。

　それから多少「食べづらい」というのもあるかな。初めて食べたときは 見慣れないモノがかなり入っていて、食べれるものと食べれないものの区別が 分からなく、結構困りましたね。かじってみてから「あ、これ無理。食べ物 じゃない」みたいなモノがいくつか。

　それほど客は入っていないようだったので、「いつか閉店してしまうかも」 とは思っていたけれども…

　本当に残念。

　数年前に流行った言葉でいうなら「リスペクト」だったのに（笑）初めて この言葉、使いましたね。

　普段は「料理できる女性の方が素敵」などと考えたことないのですが、 あれだけ美味しいもの作れるなら考えてしまいますね。

　あの女性店主と連絡取れるなら、是非とも作り方伝授して欲しいです。 一子相伝かな？

　閉店じゃなくて移転だとものすごく嬉しいのですが、誰かLajaの顛末を 知っている方いましたら、教えていただけるとありがたいです。

　

　恋しい。

Laja