2002年4月1日、僕の社会人第一日目で新人研修のため東京に住んでいました。確か20℃以上あり、 駅の方へ買い物に半袖で行ったのですが、他の人は皆、薄手のコートを羽織ってました。僕は 「あいつら、なんて暑そうな格好してるんだ！」と思いましたが、彼らは「あいつ、なんて寒そうな 格好してるんだ！」と思ったことでしょう。

　個人的な予想ですが、同じような時期には日本全国、同じような格好をしているのでしょう。 例えば４月であれば、どこへ行っても多くの人が薄手のコートを着ているんだと思います。ただし、 その格好のまま北海道の人が南へ行くと暑く感じ、南の人が北へ来ると寒く感じるでしょうね。

　そんな話はいいのですが、「桜」。北海道ではゴールデンウィークに合わせるように咲きますが、 2002年東京では４月あたまに咲いてました。ドラマや漫画のように、出会いと別れの時期に咲く のです。これを実際に体験すると、なんとも感慨深いものがあります。

　僕ももう社会人になってしまいましたが、中学・高校時代の卒業式・終業式や入学式・始業式 にもし桜が咲いていたらどんなに素晴らしいことでしょう。それを経験できる土地に住んでいる 方が少し羨ましいです。

　でもそれとは逆に雪国に住んでいない人には舞い落ちる雪のよさも分からないのでしょうね。 ホワイトイルミネーションを観ることもないのでしょう。

　関係ないのですが、毎年４月前あたりになると「春の匂い」がするような気がするのですが、 気のせいなんでしょうかね。

　出会いと別れか。ぼそっ