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出会い系ボランティア

 昨年の春、海に行って思った・・・

「海(砂浜)が汚い」

「誰かがきれいにしなければ!」

 世界中がきれいになって欲しいなんて壮大なことは考えてはいない。ただ

「自分の瞳に映るたかだか数kmだけでいいから」

「それくらいの願いなら何とかなるかもしれない」

「なんとかして海をきれいにしたい・・・」

 そして僕は考えた。

 実現するには人手が必要だ。しかし仮に知り合いがたくさんいたとしても一体何人の人が その考えに賛同し、海をきれいにしようとしてくれるだろうか。普通のボランティアという ことでは「柩」経由で人を集められないだろうことは、火を見るより明らかだ。皆それほど ヒマではないだろうし、志(こころざし)だけではやっていけない。

 メリット!集まってくれた人にとって、何かメリットがあればどうにかなるかも しれない。

 そこで考えたのが

「出会い系ボランティア」

である。

 概略はこうだ。

 まず「出会いがあるかもしれないボランティア」という名目で若い男女を集める。 そして男女入り乱れて仲良くゴミを拾ってもらい、それを通して親交を深めてもらう。 そして打ち上げ、または解散。

 一見、単純なイベントに思われるが、実はかなり深く計算されている。


「ボランティア」という名目があることにより、 男女共に臆面なく集まりやすい

って言ってしまうと集まりにくくなってしまうかな(笑)しかし、これによる効果は 大きいと思われる。「出会い系」というイベントではお目にかかれないような系統の 人も多く集まるのではないかという期待はしている(ちなみに僕は出会い系のイベント に参加したことはありません、まだ。参加したらレポートしてしまうでしょう)。


参加者が(男女共に)僕好みの方向に偏る可能性が 大きい

 ボランティアという(偽)善を掲げることにより、イケイケ(←死語?)な 性格の人はあまり参加しないのではないかと思われる。イケイケな人が嫌いという わけではないが、そういう人の割合が増えると色々とヤリづらい人も多いかなと。


「性欲」→「ボランティア精神」のエネルギー変換

 おそらく、その場においては女性から見た男性の魅力というのは「拾ったゴミの 量」に正比例すると思われる。猛烈な勢いでゴミを拾っている人こそ、魅力的に 見えるのである(←かなり強引)。異性に対して自分をアピールしようとする人が 多いほど、海はきれいになる。車のエンジンなんかよりもエネルギー変換効率が 良くなるのは必至。空回り具合によっては100%を超えるのも夢ではない。もちろん 性欲というのは言葉のアヤである。


無料で出会える

 基本的には参加するだけで、お金も手間もかけずに多くの(?)異性・同性に 出会うことができる。必要なのは会場まで行くのと、ゴミ拾い自体の手間くらい である。実際のボランティアでも結構出会ったりしているらしい。


気軽にボランティア

 僕自身は前々からボランティアというものに興味があったのだが、そういうのに参加 するのは、気が引けるというか、敷居が高そうな気がする(あくまでイメージ)。 一人でもゴミ拾いしたいと思ったことはあるが、一人ではやはり恥ずかしい。そう 思っているのは自分だけではないと思う。集団だとやり易いはず。

 もちろん、その他にも「出会い」と「ボランティア」を促進するための スパイス的なアイディアはいくつか用意してある。


女性は「燃えるゴミ」、男性は「燃えないゴミ」

 個人的には、子供が裸足でも安心して歩けるくらいにしたいと思っている。なので 拾う必要ないと思われる木の枝等も拾ってしまいたい。ということを考えると燃える ゴミの方が圧倒的に多いと思われる。そして重さ的には軽いはず。

 そこで上記のようにゴミ袋を分けて配布することにより、男性から女性に 対してアプローチしやすくなると思われる。

 「ちょっとそこの彼女♪燃えるゴミ拾ったから、そっちの袋に入れてよ♪」

という具合である。これに関しては「ゴミ拾い」よりも「出会い」を優先している ため、「ゴミ拾い」の効率は落ちてしまうので、改善の余地がある。


サクラの投入

 初回では考えていないが、男性が多いイベントになってしまった場合には、 サクラの女性の投入も考えている。主催者の僕としての目的はあくまで 「海をきれいにしたい」である。そのためには男性陣の感情をたかぶらせる のが必須となる。ボランティアと銘打ってはいるが、個人的には海がきれいに なるのであれば、多少の出費は厭わない。

 全身全霊で男ウケのよさそうな娘を探して、\5,000〜\10,000の出来高払いで 雇ってもいいと思っている。もちろんある程度の仕込みは必要である。

 その娘のキメ台詞は

「ちょっとぉ男子〜、ちゃんとゴミ拾って よぉ〜」

である。ポーズ的には内股気味で多少ヒザを曲げつつ、両手はゴミ袋 を握り締め、セリフに合わせて20cmほど屈伸してもらう。この「男子」 っていうのもポイントである。

 これで男性陣はイチコロ♪ゴミ拾いは加速する。でもサクラさんに演技指導 している自分を想像するとかなり恥ずかしい…上記は僕個人の趣味では決してなく、 一般的な男ウケというものを予想しただけである、念のため。

 って、サクラの投入を暴露するとサクラの意味が…まぁ、今のところ予定は ないのだが。

 それぞれの思惑や志のベクトルは違っていたとしても、何となくイベント としてはまとまるのではないかと考えているのは僕だけだろうか。

 今まで二人の人にこの企画を話したが、どちらも「お前、バカか? 何言ってんの?」 というような薄い反応だった気がする。

 

 ということで、どうでしょうか?この企画。

 詳細についても、ある程度は考えていますが、もっと企画として 詰める必要はあると考えています。できれば、一度解散してからススキノで 打ち上げなど行なえればとも考えています。

 人数や天候等、不確定要素が多く、うまくいくかは分かりませんが、是非とも 参加して欲しいと思います。今のところ7月3日(土)決行を予定して おります。人数集まらなそうであれば、中止ということになります。打ち上げという ものを考えなければ、集まった人だけでやればいいのですが、テンションという のも大事ですし。

 個人的には、柩の規模からいっても、今年の実施は見送ろうと思っていたのですが、 やれることはやってしまおうということで。

 もちろん、僕一人のアイディアでは穴も多いと思いますので、何か意見等 ありましたら、掲示板かメールでお願いします。

 「まぁ、あんまり深く考えずに知り合い増やそうや」程度のノリで行きたいと 思っております。

 ある方からのご意見で、ルールの考案・打ち上げ等に関して男女数人ずつくらいの「幹事会」 のようなものを設立するかもしれません。仕事的にはちょっと厳しくなりそうですが 「我こそは!」と思う行動力のある方を募集しています。計画倒れになっても 人脈はムダにはならないでしょう。

 ってか、ツタンカーメンの妄想だけで突っ走っている気もしますが、実現したら 面白そうだとは思いますよね?

 というわけで、参加者を集めるため、広報活動に東奔西走したいと思います。もちろん 東区にはこだわっていません。札幌市内外からの参加を期待しています。

 参加の意思のある方は、掲示板・メール等で知らせていただけるとありがたいです。

 あっ、一応サクラさんも募集しておこうかなぁ。

 今のところ、「出会い系ボランティア」でググっても引っかからないですね。考えは 別としても言葉としては新しいということですかね。一安心。

<2004/05/06>

 

 オフ会実現へ向けて

 どうなるんでしょうかねぇ。皆さんどう思っているんでしょうかね。

 僕の知っている人で柩を見ているだろう人は札幌近郊内在住に限ると男女各11人 くらい。何の根拠もない完全なる憶測では、週1以上の頻度で訪問して下さっている リピーターは40〜50人くらい。約半分が知っている人、のはず。

 「ゴミ拾い」とかまわりくどいのかなぁ?単なる飲み会にすると、いきなり 最初からお金がかかってしまうので、無駄な出費を抑えるためには素敵な考え だと思うのですが。でも素敵な男女いなければ、飲み会実施されない危険は ありますね(笑)

 何かご意見あれば、遠慮なく掲示板かメールに書いて欲しいです。

 それから、現時点で「参加するかもしれない」と考えている人は 掲示板かメールで知らせていただけるとありがたいです。

 掲示板に関しては スペース(空白)入れれば、ハンドルネーム(名前)入れなくても書き込みできる はずです。識別されたく ない場合はハンドルネームは固定である必要もないですし。「飲み会なら 行きたいけど、ゴミは拾いたくない」というのでも結構ですので、 25日までお願いします。友達連れて行くとかいう場合には人数も 教えていただけるとありがたいです。26日近辺にどうするか判断したいと思います。

 僕のこと知っている人もお願いします。あくまでも「参加するかもしれない」 です。あまり厳密ではありませんのでお気軽に。人数の予想をしたいだけなので。

 人数集まらなそうであれば、ごく少数の知っている人だけで飲み会開催するか 中止ということになると思います。

 「ゴミ拾い」の場合には車停めやすく、かつ近くを通り過ぎやすい場所を考えています。 何を言っているのかというと、僕に顔知られていない人は「集合場所の雰囲気を見てから、 やるかやらないかを何の不自然もなく決定できる」ということです。

 結構素敵な条件を提示していると思うんですけどねぇ。

<2004/06/17>

 

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