行き方は国道275号線から行くと、札幌市側から北上し、広域農道のところを 江別方面へ右折。信号を二つ越えて左側ほか弁の手前。国道12号線から行くと、 札幌市側から北上し、野幌郵便局を越えた次の信号（北海道銀行と千秋庵の ところ）を左折してしばらく行くと右側にある。昔はセブンイレブンだった 建物。

　読み方は「フェリーチェ」　イタリア語で「幸せ」という意味らしい。

フェリーチェ

　仕事が忙しすぎて疲れがたまり、それまで関心を持たなかった「リラクゼーション」 「エステ」「マッサージ」というキーワードに助けを求めたくなった。

　ホットペッパーを読み漁ったのだが、札幌駅周辺が多く、人ごみを嫌ったのと 車で行きたかったということから、以前からその存在を知っていたFeliceに 白羽の矢が立った。（確か）今年の10月オープンということで新しいということと、 通りがかるとそこそこ車が止まっていたので、なんとなく「悪くはないのだろう」 ということで。

　ホットペッパーを見てて思ったのは、若い女性がマッサージしている写真を 掲載している店があるのだが、本当に若い女性が揉んでくれるのだろうか？

　ま、いいや。

　

　人から「女性専用の店も多い」という話を聞いていたのでまずは電話で 男の人もやってもらえるのか確認。逆に驚かれたような感じだった。後で知る のだが、この店は元々「メンズ専門」で、要望に応える形で女性客にも対応 するようになったらしい。

　電話の応対は感じのよい女性だったのだが、「きっとオヤジかおばあさまに 揉まれるんだろうな。「どうせ揉まれるなら若い女性がいいな…」などと 考えていた。

　ま、目的が疲れを取ることなのだからどっちでもいいと言えばどっちでも いいか。

　

　早速、当日に予約を取り、行ってみる。

　着いて車を降りると、受付で女性がざわめいたように見えた。気がする。

　

　中でアンケート＋問診。「アレルギーありますか？」「通院してますか？」 などのお決まりのやつ。

　コースとしては

　フットケア
[30分] 2,000円
足裏からふくらはぎまで、丁寧にトリートメントをして血液・リンパの流れを 整え、むくみを取り除きます。

　ハーフボディ
[40分] 2,500円
上半身（頭・首・肩・背中）のトリートメントで新陳代謝を高めます。

　フルボディ
[60分] 4,500円
[90分] 6,500円
[120分] 8,500円
[150分] 10,500円

頭・首筋・肩・腹部・背中・足のトリートメント。全身の血行を促し新陳代謝を 高めます。お疲れの方に最適。

　ちなみに延長は10分で1,000円。指名料は１名につき？500円。

　

　肩・首・背中が猛烈に疲れていたので、ハーフボディにしようかと思ったの だが、フルボディを勧められそれに決定。60分なら帰って観たいテレビに 間に合う。初回というかオープニングキャンペーンで1,000円OFFの3,500円。

　店内に「フェリーチェ通信」みたいな紙が置いてあり、顔写真入りでスタッフ の情報が書いてあった。女性スタッフのみで、記憶では６名程度。全員が 若い。少なくとも40代はいなかったはず。

　その紙によると、自分を担当してくれる女性は20歳☆らしい。

　

　料金を先に払い、靴を脱いで中に案内される。カーテンで仕切った個室。

　まずは靴下を脱ぎ、ブクブク泡の出る装置（フットバス…吹っ飛ばす？） のお湯に足を浸ける。確か、刺激を高めるためらしい。

　それを数分で終え、足を上げて拭いてもらう。

　ここで改めて気付くのだが、自分は 「自分でできることは自分でしたい人間」

　足を拭いてもらうというのが耐え難い。「自分でやるよ」と言いたいのを 必死でこらえる。

　自分の靴を人に磨かせるなんてことはしないはずだけど、靴磨きもおそらく ダメな人間なのだろう。

　

　そしてエステティシャンに

　「全裸になって下さい」

　と言われる。

　とっさに

　「パンツも？」

　と聞き返すが「そうです。タオルかけて見えないので心配しないで下さい」と 言って出て行く。

　

　あれはそういうことか。

　

　ま、「全」裸って言っている のだからパンツも当たり前だろう、よく考えてみると。

　「休日だから、ちゃんとしたパンツ履いていたからいいものの、電話の 予約時に言って欲しかったな」と思うも、脱いでしまうのでパンツ自体は 見られることないのか。

　

　渋々全裸になり、タオルをかけうつぶせで待つ。

　実際にそうなってみると、若い女性というのはやりづらい・・・

　病院の診察台のようなもの（？）の上でマッサージされるのだが、うつぶせに なったときに、ちょうど顔のところに穴が開いていて呼吸がしやすい。よだれが たれて下に落ちそうだが、これはかなり気に入った。

　

　そしてマッサージ開始。

　ボディオイルエステということで、オイルを使う。初めてなので今まで あまり考えたことなかったが、オイルはマッサージする際に滑りやすくする ためのものなのだろう。それ以外にも何か効能があるのかな。

　まずうつぶせで右のふくらはぎからやってもらったのだが、この時点で かなり満足。もう少し払ってもいいなと思った。

　寝てしまうのかと思っていたが、ふくらはぎは気持ちよすぎて寝れない。

　尻横も気持ちよかった。おそらくだが、タオルはめくっていない模様。

　で、うつぶせ状態で内モモ。男の根を触られてしまうのではないかと 思うギリギリのところをマッサージしていく。お見事。

　（照れ隠しのつもりが、逆に卑猥な表現ですみませぬ…）

　エステティシャンも触らないように必死なんだろうな、などと妙な 妄想をしていた。

　

　つまらない男と思われるのもナンなので、会話した方がいいのかな、 などと考えたが、話しかけられるとマッサージに集中できない人だったら どうしようという考えもあり、中途半端に話しかける。

　

　主な客層を聞いてみると、30〜40代が多く、20代もいるということ。

　

　小柄なエステティシャンなのだが、もの凄く力が強く感じる。聞いてみると 特に腕力があるわけではないとのこと。体重を上手く利用しているのかな。

　行く前の目論見としては、「ワザを盗んで、疲れたら自分で揉めるように なろう」とか考えていたのだが、そもそもオイルないと真似るのも無理だし、 オイルあっても真似れないだろうし、これだけ気持ちいいのであればお金 払うのも全然問題ないと思ってしまった。

　

　殿部、腰、背中、肩甲骨、肩まわりと揉まれ、背面は終了。

　

　「それでは仰向けになって下さい」と言われる。

　

　

　「えっ？」

　

　さっきはエステティシャンが個室から出ていたので、一人でうつ伏せに なってタオルかけるという準備できたのだが、彼女（エステティシャン）の前で 仰向けになれないシャイなマッパ。

　こちらの不安を察したのか、「見えないので安心して下さい」という声が 聞こえてきた。

　見てみると、両手を挙げた状態でタオルを持ち、自分の顔が隠れるように してくれている。

　

　準備完了の合図とともに、そのままタオルをかぶせられたので、見られていない はず。

　そしてアソコらへんに手を入れて何やらしているエステティシャン。

　「えっ？あなたは一体、何をしているの？」

　触られてはいない。

　どうやら、ふんどしのＴの字の縦棒のようにタオルを巻きつけられたらしい。 おそらく目的はバスタオル一枚かぶせただけだと、お互いに恥ずかしいから なのだろう。

　

　そして、前面の足先から再開。

　とにかく気持ちいいので、観たいテレビはあきらめ、30分延長してもらう ことにする。時間が延長されるというよりは、90分コースに変更して、手と 頭も揉んでもらうことに。プラス2,000円

　

　

　それはフトモモの内側（前面）を揉まれているときだった。

　

　なんと言えばいいのだろう・・・

　

　彼女の手に罪はないのだ。

　

　しかし、揉まれると自分のフトモモが動くわけだ。

　

　性的刺激というものは全くないのだが、男の生理現象として、ねぇ。

　そりゃ、なるわな。

　

　誠実な心とは裏腹にゆっくりとではあるが徐々に徐々に・・・

　

　頭の中では多少焦りながら、言い訳を探し始めていた。

　

　クール系でいこうか？

　

　

　ウケ狙いでいこうか？

　

　

　気付いてないフリしようか？

　

　

　照れ笑いでいこうか？

　

　

　

　・・・

　

　迷った挙句

　母性本能くすぐるオチャメ系でいこう！

　

　彼女の手が上下に往復する度にアカラサマになっていく俺自身。

　

　あと３回上下したら

　

　オッキくなっちゃった。テヘっ（´〜｀ヾ）

　

　と言おうと思ったところで反対の足に移動。九死に一生を得る。

　というか、本当は気付かれていたのかもしれない。

　母性本能、くすぐられない？

　

　そしてマッサージは進み、手や頭も揉まれる。

　

　ふくらはぎのときは「気持ちよすぎて眠れない」と思ったのだが、手はまた 違う気持ちよさで眠ってしまった。

　頭の方は髪の毛がくしゃくしゃになった。

　

　こっていた肩・首・背中の揉みが物足りなかったように思うが、他のところ を揉めばこりは和らぐのかな？

　

　終了し、濡れタオルと一人、個室に残される。

　最初の足とは違い、もちろん自分で全身を拭く。

　オイルという割にはそんなにアブラアブラしていないが、揉まれたところを タオルで拭いて個室を出ようと携帯を持ったところで、自分の手がやはり 油まみれであることを確認する。

　

　受付ではお茶を出して出迎えてくれた。リラクゼーションというくらい だからハーブディーとかを想像していたのだが、思いっきり中国茶だった。

　

　延長分の料金を払い、エステティシャンと少し話して店を出る。

　

　サービス的にはもの凄く満足。とくにふくらはぎと手と尻横が気持ちよかった。 平日の夜遅くまでやっているのも好印象。

　帰りに運転しようとハンドルを握ったときにも油が気になった。

　髪もくしゃくしゃになるし、基本的には出かける前に行くものではないの だと思った。

　

　因果関係は分からないが、次の日に若干の筋肉痛のような痛みがあったが、 その次の日からはもの凄く好調で一週間を調子よく過ごせた。

　

　また行きたいというのも本音だが、できることなら疲れを溜めない生活を 送りたいというのも本音。

　

　品のない文章ですみませぬ<(_ _)>

　

　年末年始は休みだそうです。

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　今まで、合計で４回行った。

　内訳は初回に加え、比較的新しいメニューの「リンパオイルマッサージ全身 ＜60分＞\2,500」１回と、「ハーフボディ[上半身]ロング＜80分＞\7,500」１回と 「リンパオイルマッサージ全身＜60分＞\2,500」＋「ヘッドリフレ＜10分＞\1,000」 １回。

　

　リンパオイルマッサージは通常のメニューに比べると、低刺激で揉み返しも 少ないらしい。時間当たりの価格も安い。

　安いから質が低いのかというと、そうではなく、根本的に目的が違うのだと 思われる。他のメニューに比べるとリラックスできる気がするし、違った 気持ちよさがある。そして、自分はこのリンパオイルマッサージでだけ寝て しまう。

　他のお客さんで、このメニューだけをする人もいるらしい。

　ヘッドリフレに関しては「ムチャ揉み」「ゴリ押し」という感想なのだが、 硬い頭を揉むのだからそういうものなのだろう。ビックリするくらい力強く 押されるが、そんなに痛くはない。

　

　整体の経験もあるという方にやってもらったのだが、色々と面白い話が 聞けた。

　自分の体がどのように歪んでいるか。足の開き具合や肩の高さの違い。 自分であまり意識したことがなかったので、初めて知った。

　その他にも患部を温めることと冷やすことの違い等。