ツライチというのはホイールの一番外側の面（ディスク部の面ではなく、リムの外側が 形成する面って言えばいいのかな？）がフェンダーよりも外側に出るか出ないかギリギリ の状態のことを言います、多分。更に一応、フェンダーというのはボディの中で、タイヤ・ ホイールを覆っている部分です。
ホイールをツライチにするための要素には「リム幅」と「オフセット」の二つがあります。
リム幅はホイールを円柱と見立てた場合の高さに相当するもので、そのホイールに装着 するタイヤの幅に関係してきます。9Jや7.5JJの数字部分がリム幅を表し、JやJJはリムの 形状ですので、リム幅はこの場合9や7.5と答えるのが厳密には正解でしょう。単位はインチ です。１インチ = 25.4mmです。リム形状については普通は気にする必要はないと思います。
オフセットはプラスからマイナスまでの値をとります。オフセットの値が大きくなると、 ホイールのディスク面がリムに対して外側に出ますので、逆説的ではありますが車に装着 した場合にはホイールが内側に入ることになります。なのでリム幅が同じで、ホイールを 外側に出したい場合にはオフセットの値を小さくすることになります。オフセットの単位は mmです。
ホイールの外側がハブの取り付け面（？）からどれくらい外側にあるのかはリム幅が Aインチ、オフセットが＋Bmmのときに次の式で表すことができます（間違っていたら ごめんなさい）。単位はcmです。
・ 12.7A - B
なので、新しいホイールを買う際にどれくらい外側に出るかは上の計算式に新旧の ホイールの値を当てはめ、差をとることによって求めることができます。
自分の車の新旧のホールで実際に計算します。旧ホイール（純正）はリム幅9インチ、 オフセット＋35mm。計算すると12.7×9 - 35 = 79.3。新ホイール（未購入）は リム幅9.5インチ、オフセット＋12mm。計算すると12.7×9.5 - 12 = 108.65。 108.65 - 79.3 = 29.35 ということで約29mm外側に出ることになります。
もし、オフセットがマイナスの場合には符号も考慮してください。例えばリム幅9インチ、 オフセット-5mmの場合、12.7×9 + 5 = 119.3となります。
（ここまでの文章は３年近く前に書いたものでした）
というわけでツタンカーメンの柩、初のJavaScript。
ホイールを変更したときに、何mm外側に出るか計算します。
変更前のホイールのリム幅（インチ）
変更前のホイールのオフセット（mm）
変更後のホイールのリム幅（インチ）
変更後のホイールのオフセット（mm）
全く動作確認していないので、バグっていたら連絡願います。