先日、ニスモで「エンジン診断メニュー」というものをしてもらった。
同時にプラグも交換。
\10,000で
オイル漏れ５項目
・ヘッドカバーガスケット
・カム オイルシール、
・クランク オイルシール FR&RR
・ターボ周辺
・オイルパン＆ドレン
排気漏れ４項目
・ヘッド〜エキゾーストマニホールド ガスケット
・エキゾーストマニホールド〜ターボチャージャー ガスケット
・ターボチャージャー〜エキゾーストアウトレット ガスケット
・エキゾーストアウトレット〜
ハーネス１項目
・ECCSハーネス＆コネクタ
コンサルト診断11項目
・アイドル回転数
・エアフロ電圧 FR&RR
・水温センサー
・バッテリー電圧
・スロットルセンサ電圧
・吸気温度
・噴射パルス FR&RR
・点火時期
・空燃費補正 FR&RR
・ＡＡＣバルブ ファンクションテスト
・Ｏ2センサ ファンクションテスト
燃料系２項目
・インジェクター周辺燃料漏れ
・エンジンルーム フューエルホース 漏れ・劣化
冷却系３項目
・リザーバータンク クーラントレベル
・ホース類 クーラント漏れ
・ウォーターポンプ クーラント漏れ
点火系３項目
・イグニッションコイルセグメント
・スパークプラグ焼け
・点火時期測定
吸気計５項目
・エアクリーナー
・エアフロ
・スロットルケーブル遊び
・スロットルバルブ全閉・全開位置
・インマニガスケット抜け
コンプレッションチェック１項目
エンジンオイル１項目
・オイルレベル
ベルト類１項目
・ファン＆パワステ＆エアコン
自分でできそうなものから、微妙に何なのか分からないものまで。
\12,000だったときより、コンサルト診断１項目と内視鏡チェック４項目が 減っている気がする。
診断の前に不安なところ・不満なところを伝えておく。
・冬場のエンジン始動時のベルト鳴き
・冬場のエンジン始動時のかかりの悪さ
・エアコン使用時のアイドリングの脈動
・排気系のススの多さ
ベルトの鳴きに関しては、調整してもらえば直るはず。その他はプラグ、 ＡＡＣバルブ、クランク角センサーあたりが怪しいという個人的な予想。
プラグ交換に関してはニスモの耐久２万kmのイリヂウムを選択。熱価は 「現状の焼け具合を見て、適当なものを選択して下さい」と頼んでおく。 自分で一度プラグは確認したことがあったのだが、純正かどうかとか使用距離 が判別つかないので交換ということにした。
診断結果としては、
・ヘッドカバーガスケットからオイルにじみ。
・ＡＡＣバルブ → ＮＧ
・Ｏ2センサー → ＮＧ
・燃調補正 → 微妙
プラグは＃６が選択された。
ガスケットのオイルにじみは増し締めで対応してもらう。
ＡＡＣバルブとＯ2センサーは交換しかない。
燃調に関しては、Ｏ2センサーが壊れているため、排気から「燃料が薄い」と 誤って判断。それを信じた燃調補正が「薄いなら、もう少し濃くしなければ」と 燃料を多く噴射。補正自体が狂っているわけではないとのこと。
不安・不満だったベルトの鳴きに関しては調整後は問題なし。エンジンの かかりに関してはプラグ交換後にかなり改善された。アイドリングの脈動は おそらくＡＡＣバルブ。ススの多さは燃料が濃いため。
というように、ほとんどというか全てが解決もしくは解明された。パーツの 交換さえすれば直るはず。
圧縮圧力は全気筒で11.0kgf/cm2でバラつきもないし、値としてもかなり良好 とのこと。許容範囲は9〜12で、実際には12という値はほとんどあり得ない らしい。
しばらくはオーバーホールの必要はなさそうでひと安心。
実走チェックもしてくれたようで、「（Ｏ2センサーのせいで）あまり パワーが出てない」と言われた。
運がよかったのか、サービスでシャシー系の調整・不具合発見も少しして もらった。オイル交換と実走チェックのついでかな？
次はシャシー診断メニューかな。